バンコクでショッピングやグルメを楽しみたいとき、私が必ずおすすめするのが「MBKセンター(マーブンクローンセンター)」です。

初めて足を踏み入れたとき、私はその独特の雰囲気に一瞬で心を奪われました。
高級感漂うエンポリアムやエムクオーティエのような洗練されたモールとは違い、MBKは少し雑多でアジアンテイスト満載。
どこか昭和の商店街や昔の秋葉原を思い出させるような、懐かしさを感じる空間なんです。

「観光で来た人も、現地の人も入り混じる」その熱気が好きで、今ではバンコク滞在中に何度も足を運ぶほどのお気に入りスポットになりました。

今回は、そんなMBKセンターの最寄駅や行き方、そして各フロアの特徴やおすすめのお店について、私自身の体験談も交えてたっぷりご紹介します。


MBKセンターとは?

MBKセンター(マーブンクローンセンター)は、1985年にオープンした老舗ショッピングモールです。
場所はバンコク中心部のパトゥムワン区。約2000店舗が入居していて、衣料品や雑貨、電化製品から飲食店まで「ここに来ればなんでも揃う」と言われるほどの巨大モールです。

特に有名なのは、スマホ関連アイテムや電化製品。
私はここでイヤホンや充電ケーブルを何度も買い替えましたが、日本より安くて種類も多いので、ガジェット好きには天国のような場所です。

ただし、観光客向けの店では値段を高めに提示されることもあります。
私も一度、言い値のまま買おうとしたら、現地の友人に「半分くらいまで値切れるのに!」と笑われました。
値切り交渉も楽しみのひとつとして挑戦してみると、より旅行らしい体験ができますよ。


MBKセンターの基本情報(2025年現在)

  • 名称:MBK Center(マーブンクローンセンター)
  • 住所:444 Phayathai Rd., Pathumwan, Bangkok 10330
  • アクセス:BTSナショナルスタジアム駅(4番出口直結、徒歩約3分)
  • 営業時間:10:00〜22:00(年中無休)
  • 電話番号:1285(コールセンター)
  • 公式サイトhttps://mbk-center.co.th/

MBKセンターへの行き方

BTSスカイトレイン(おすすめ度★★★★★)

私が一番よく利用するのはBTS(スカイトレイン)。
最寄駅はシーロムラインの「ナショナルスタジアム駅(National Stadium)」です。

サイアム駅からたった1駅で、出口1または3からはモールに直結しているので雨の日でも安心。
実際に私はスコールに降られて困ったとき、この直結ルートに本当に助けられました。

プロンポン駅から行く場合は、まずモーチット方面行きに乗り、サイアム駅で下車。
そこからナショナルスタジアム行きに乗り換えて1駅です。運賃は約37バーツ(日本円で130円ほど)。

慣れてきたら、サイアム駅で降りてスカイウォークを歩いて行くのもおすすめです。
途中でサイアムディスカバリーやサイアムセンターにも立ち寄れるので、ショッピングモール巡りを楽しめます。


MRT(地下鉄)(おすすめ度★★★☆☆)

MRTを使うルートもあります。
例えば、シーロム駅からサムヤーン駅まで行き、そこから徒歩で約10分。

私もこのルートで行ったことがありますが、道中にはカフェや屋台が並んでいて、散策気分を味わえました。
運賃は16〜20バーツ程度と格安。
ただ、BTSに比べると歩く距離が少し長いので、荷物が多いときは向いていません。


タクシー(おすすめ度★★★☆☆)

買い物で両手いっぱいになったときは、タクシーが便利です。
スクンビットやサイアムからなら15〜30分程度、料金は50〜100バーツほど。

ただし、夕方や週末は渋滞で1時間以上かかることもあるので注意。
「MBK」と言えばほとんどの運転手に伝わりますが、タイ語で「マーブンクローン」と言うとよりスムーズです。


トゥクトゥク(おすすめ度★★☆☆☆)

観光気分を味わいたい人におすすめなのがトゥクトゥク。
私は友人が遊びに来たときに乗ったのですが、風を切って走る爽快感は最高でした。

ただし料金は交渉制で、80〜150バーツくらいが目安。
排気ガスや渋滞で疲れることもあるので、体験として一度だけ乗ってみるのがいいかもしれません。


MBKセンターの特徴と見どころ

2000店舗以上!買い物パラダイス

洋服、バッグ、時計、スマホアクセサリーからお土産まで、本当に何でも揃います。
私はスマホケースをまとめ買いして友人に配ったら、みんなに喜ばれました。

値段交渉が前提のお店も多いので、店員さんと笑顔でやり取りすると安くなることも。
「ちょっとした駆け引き」もMBKの楽しみのひとつです。


フードコート&グルメエリア

6階のフードコートはまさにグルメ天国。
パッタイ、トムヤムクン、グリーンカレーなど、タイ料理が一皿50〜150バーツほどで楽しめます。

私はトムヤムクンの食べ比べをするのが好きで、毎回違う店で注文しています。
ハーブの香りや辛さのバランスがそれぞれ違い、奥深さを感じます。

スイーツではマンゴースティッキーライスが定番。
濃厚なマンゴーとココナッツミルクの甘さがたまらず、買い物疲れを癒してくれます。


エンタメも充実

7階には映画館、ボウリング場、カラオケ、マッサージ店が揃っています。
特に「カラオケまねきねこ」は日本式のカラオケボックスで、友人と盛り上がった思い出があります。

また、1時間300バーツ前後で受けられるタイ式マッサージもおすすめ。
歩き疲れた体を癒やしてくれるので、私も毎回立ち寄っています。


フロアごとの見どころ

  • G〜3階:洋服・靴・バッグ、カフェやスーパー「Tops market」
  • 4階:モバイル&ITゾーン(スマホ・アクセサリー天国)
  • 5階:アウトレットやカメラ、雑貨店。「レモングラス・ハウス」でスパグッズもおすすめ
  • 6階:お土産&フードコート。「CRAFT VILLAGE」で伝統工芸品も
  • 7階:映画館・カラオケ・アニメイト。アニメ好き必見のフロア

私は特に4階のガジェットゾーンと6階のお土産エリアに長居してしまいます。
スマホ関連をチェックした後に、友人や家族へのお土産を探すのがいつものルートになりました。


MBKでおすすめのお店

  • ドンドンドンキMBK店:日本の商品が揃うが値段は日本より高め
  • Karaoke Manekineko:日本式カラオケを楽しめる
  • レモングラス・ハウス:香り豊かなスパグッズが人気

これらは私もリピートしているお店で、観光客にも在住者にもおすすめできます。


まとめ

MBKセンターは、バンコクを訪れるなら一度は行ってほしいスポットです。
高級モールにはない庶民的でエネルギッシュな雰囲気、買い物もグルメもエンタメも楽しめる懐の深さ。

私自身、行くたびに新しい発見があって、まるで宝探しをしている気分になります。
スマホグッズを安くゲットしたり、フードコートで食べ比べをしたり、マッサージで癒されたり…。
ここに来ると、「バンコクに来たなぁ」と実感できるんです。

もしあなたがバンコク旅行を計画しているなら、MBKセンターは絶対に外せません。
アクセスも簡単なので、ぜひ気軽に立ち寄ってみてくださいね。